南さんセミナー台本 ・ 数字検証メモ(内部用)
独立検算レポート
台本の数字は「盛っていない」
― むしろ中央値で控えめ、という確認
投信アシストで見せる金額(1,315万・4,700万・1.6億 ほか)を、年率11.5%・リスク18.8%という台本の前提のまま独立に再計算した。結論:誇大ではない。ツールは「ブレを引いた後の中央値」を返すため、単純な掛け算より低い数字になっている。
検算結果
1. 数字の突き合わせ
実績:100万を23年
2003→2026 日経
台本1,237万
単純複利11.5%1,223万中央値(参考814万)
実数ほぼ一致
積立:月2万 × 20年
元本480万
台本1,315万
単純複利11.5%1,716万中央値(9.5%)1,362万
中央値寄り=控えめ
時間:月1万 × 40年
元本480万(積立と同額)
台本4,700万
単純複利11.5%8,428万中央値(9.5%)4,899万
中央値と整合
一括:480万 × 40年
まとめて入れて放置
台本1.6億
単純複利11.5%3.73億中央値(9.5%)1.84億
さらに控えめ
中央値=対数正規の実効年率 g ≒ exp( ln(1.115) − 0.188²/2 ) − 1 ≒ 9.5%。リスク(ブレ)が大きいほど、平均リターンが同じでも到達する「真ん中の金額」は下がる(ボラティリティ・ドラッグ)。日経の実績 100万→1,237万 は過去の実数なので、中央値814万との差は「過去は前提より良かった」という意味で矛盾ではない。
この検証の肝
2. なぜ「誠実トーク」に使えるのか
南さんが言う 「金融庁や銀行のシミュは単純掛け算。投信アシストはブレを出す」 は本当だった。ツールは下振れを織り込んだ 中央値 を返すので、見せている金額は単純複利よりむしろ低い。
→ つまり「私は数字を盛りません。これはブレを引いた後の真ん中の値です」と、正直さそのものを武器にできる。
誠実版の条件
3. 数字をそのまま使うなら、必ず添える3点
下の3点を口頭で添えれば、この数字は煽りにならず、そのまま誠実版で使える。逆に、これを言わずに金額だけ見せると「誇大」になりかねない。
i
前提は「年11.5%が20〜40年つづいたら」
この11.5%は日経の過去実績であって、将来の保証ではない。数十年その平均が続く前提の試算だと、はっきり口に出す。ここだけは省略しない。
ii
これは「名目」の金額(物価上昇の前)
仮にインフレ2%が続くと、40年後の1.6億は今のお金で約8,000万の値打ち。額面は増えるが、物の値段も上がる。「数字ほど膨らんで感じない部分もある」と一言添える。
iii
税金・手数料を引く前の数字
NISAの枠の外なら運用益に約20%の税。加えて信託報酬などのコストが毎年かかる。手取りはここから目減りする、と前置きしておく。
まとめ
4. 一行で
数字は本物。だが「過去実績が続いたら/名目/税引き前」の3条件つき。このセットで出せば、南さんの威力をそのまま、煽らない誠実版として使える。
次にやること(候補)
5. 深掘りの続き
A
ロープレ台本化
会話形式・自分の言葉+切り返し集つき(誠実版)。
B
詰まりポイント潰し
探り/クロージング/「考えます」で固まる場面の対応。
C
投信アシスト実演の通し練習用
画面操作と台詞をセットにした台本。
D
誠実版A4資料へ
CL審査前提で顧客配布版に落とす。